佐藤 法偀 先生の「よく効くおまじない―密教が伝える人生開運法」読了。
2003年に書かれた本をアマゾンのオンデマンドで購入しました。
よく効くおまじない―密教が伝える人生開運法 | ||||
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二十八宿守護霊符
先日、先生の勉強会で、守護霊符を自分で書いて身に着けておくと良い、とうかがいました。本書によれば、二十八宿守護霊符は、密教占星術である宿曜経が基になっており、古代バビロニアにまで遡れるというものです。
生まれてから一生のあいだ守護してくださるという霊符がそれぞれにあります。開運には欠かせないものなのだそうです。
生年月日で割り出すのですが、本書の巻末には1926年から2008年までの早見表がついています。
おまじないで開運、強運となる
二十八宿守護霊符のほかにも、十二支でみたときのおまじないや、様々なシチュエーションに応じたおまじないなど、たくさん紹介されています。- 商売を始めるときの護符
- 開店に際しての護符
- 上司にかわいがられる秘符
- 良い部下に恵まれる秘符
- 親睦を深める護符
- 愛する人に会えるまじない
など、本書には、たくさんの霊符、護符、秘符、まじない、呪符などが紹介されています。
これらをながめていると、安倍清明の生きた平安時代に思いが飛びます。
まさにおまじないの時代だったのだな、と。
平安時代において、九星気学による吉方位どり、霊符、まじないは最新科学だったと聞いたことがあります。
現代においては効果のないものと断じられてしまいがちですが、自分自身で書くことで祈りが通じる、という考え方まで否定することはできないように思いました。
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