「自分でできる! 筋膜リリースパーフェクトガイド──筋膜博士が教える決定版」読了。
最近はじめたヨガで、いつも筋膜リリースを最初に行うので、あらためて筋膜リリースについて勉強するために、読んでみました。
自分の体調が、なぜ悪いのか、どうすればよくなるのか、がわかり、そして、実際によくなりました!
浅筋膜は、皮下組織の脂肪層の中にあって、あらゆる方向に動けるというものです。
毛細リンパ管も存在しているので、皮膚と浅筋膜のなめらかな動きによってむくみを防ぐことができます。
深筋膜は、約1ミリの厚さで、斜め、縦、横方向にかさなる3層構造です。
ヒアルロン酸が分布していて、滑りやすくなっているため、動きにあわせて、それぞれの層が自由に動きます。
浅筋膜と新筋膜が、身体中を網羅していて、第二の骨格と呼ばれているのです。
エラスチン線維はゴムのように伸び縮みして、元の形を取り戻る働きをします。
コラーゲンは、さまざまな形に姿を変えるので、エラスチンの形状記憶と、水のように形を変えることができるコラーゲンが一体となって、筋肉は形を柔軟に変えることができるのです。
こんな風に書くと、知らないうちにすごいことが身体の中で起こっていると感じますね。
筋膜はコラーゲンとエラスチンでできています。
筋膜は、本来はサラサラの水溶液のようなゾル状なのですが、一部に集まって、ゼラチンのように粘り気を持ったゲル状に変化すると、コラーゲンもエラスチンも自由に動けなくなってしまいます。
これが筋膜に問題が起こった状態です。
こうなってしまうと、皮膚も筋肉も、それぞれが自由に動けなくなってしまいます。
筋膜の緊張が腱を引っ張り、腱が関節包という袋を引っ張ると、関節痛となって症状があらわれるのです。
関節痛のほとんどが、筋膜に問題があると、この本には書いてありました。
五十肩も筋膜のゆがみによるものかもしれませんね。
そして、筋膜がねじれてくると、筋や血管、神経までもが影響を受けてしまうのだそうです。
なので、読んだら即実践すべき本です。
わたしは、最初の方から、ひとつずつ、5パターンほどやってみました。
今日は朝から、肩にこわばりが会ったのですが、筋膜リリースをやっているうちに、肩のこわばりはなくなってしまいました。
血流が良くなったんだと思います。
いくつかの筋膜リリースを継続して実践するほうが効果は高いのかもしれませんが、今日はここからここまで10パターンの筋膜リリースをやろう、というやり方でも良いかもしれませんね。
ヨガが身体全体の調子を上げてくれるのは、もしかすると筋膜リリースを行っているからかもしれません。
たとえば、チャイルドのポーズというのがあるのですが、「四つ這いお尻引き筋膜リリース(70p)」がよく似ています。
他にも、いくつかヨガと共通している筋膜リリース法がありました。
右の骨盤が高いと、右のひざがO脚になりやすく、右足首が捻挫しやすいのです。
そして、左のひざはX脚になりやすく、ひざの内側に痛みが出たり、扁平足、外反母趾になりやすいのです。
腰痛は、右のほうに出ます。
これは、右側の筋と筋膜が固くなり、短くなっているから。
わたしは、完全に右足に体重をかけるクセがある人でした。
右の骨盤が左より高く、右足首の捻挫は数度、経験済みです。
筋膜リリースとヨガ、頑張らないと!と気持ちを新たにしました。
猫背を防ぐには、理想的な高さの椅子や机を使用したほうがよいと書かれていて、その高さの出し方も紹介されています。
理想的な椅子の高さ=身長×0.25ー(0~2)
理想的な机の高さ=身長×0.25ー(0~2)+身長×0.183ー(0~2)
理想的な流し台の高さ=身長÷2+5~10
単位はセンチメートルです。
猫背はバストが下がる原因でもあるので、直したいですね。
筋膜リリースは、日常生活で溜まっているコリやゆがみの解消のためのものです。
筋力の力も、筋膜リリースをする前と後では違うようなので、スポーツをされている方は必読だと思います。
<関連の投稿>
【松生 恒夫】「寿命の9割は腸で決まる」
【山元 正博】「麹のちから!」
【松村 卓】「ゆるめる力 骨ストレッチ」
最近はじめたヨガで、いつも筋膜リリースを最初に行うので、あらためて筋膜リリースについて勉強するために、読んでみました。
自分の体調が、なぜ悪いのか、どうすればよくなるのか、がわかり、そして、実際によくなりました!
自分でできる! 筋膜リリースパーフェクトガイド──筋膜博士が教える決定版 | ||||
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筋膜とは?
筋膜は、浅筋膜と深筋膜の2つがあります。浅筋膜は、皮下組織の脂肪層の中にあって、あらゆる方向に動けるというものです。
毛細リンパ管も存在しているので、皮膚と浅筋膜のなめらかな動きによってむくみを防ぐことができます。
深筋膜は、約1ミリの厚さで、斜め、縦、横方向にかさなる3層構造です。
ヒアルロン酸が分布していて、滑りやすくなっているため、動きにあわせて、それぞれの層が自由に動きます。
浅筋膜と新筋膜が、身体中を網羅していて、第二の骨格と呼ばれているのです。
筋膜はコラーゲンとエラスチンでできている
筋膜は、コラーゲン繊維とエラスチン繊維でできていて、深筋膜はI型コラーゲンというコラーゲン繊維でほぼできています。エラスチン線維はゴムのように伸び縮みして、元の形を取り戻る働きをします。
コラーゲンは、さまざまな形に姿を変えるので、エラスチンの形状記憶と、水のように形を変えることができるコラーゲンが一体となって、筋肉は形を柔軟に変えることができるのです。
こんな風に書くと、知らないうちにすごいことが身体の中で起こっていると感じますね。
筋膜に問題が起こるとは?
筋膜に問題が起こるとは、いったいどんな状態になることなのでしょうか?筋膜はコラーゲンとエラスチンでできています。
筋膜は、本来はサラサラの水溶液のようなゾル状なのですが、一部に集まって、ゼラチンのように粘り気を持ったゲル状に変化すると、コラーゲンもエラスチンも自由に動けなくなってしまいます。
これが筋膜に問題が起こった状態です。
こうなってしまうと、皮膚も筋肉も、それぞれが自由に動けなくなってしまいます。
筋膜の緊張が腱を引っ張り、腱が関節包という袋を引っ張ると、関節痛となって症状があらわれるのです。
関節痛のほとんどが、筋膜に問題があると、この本には書いてありました。
五十肩も筋膜のゆがみによるものかもしれませんね。
そして、筋膜がねじれてくると、筋や血管、神経までもが影響を受けてしまうのだそうです。
筋膜リリースをやってみると
本書は、筋膜リリースの専門家が、筋膜リリースのやりかたを図解で紹介しています。なので、読んだら即実践すべき本です。
わたしは、最初の方から、ひとつずつ、5パターンほどやってみました。
今日は朝から、肩にこわばりが会ったのですが、筋膜リリースをやっているうちに、肩のこわばりはなくなってしまいました。
血流が良くなったんだと思います。
いくつかの筋膜リリースを継続して実践するほうが効果は高いのかもしれませんが、今日はここからここまで10パターンの筋膜リリースをやろう、というやり方でも良いかもしれませんね。
ヨガとの共通点?
筋膜リリースのやり方を見ていて、「お、これはヨガポーズ」と思うものがいくつかありました。ヨガが身体全体の調子を上げてくれるのは、もしかすると筋膜リリースを行っているからかもしれません。
たとえば、チャイルドのポーズというのがあるのですが、「四つ這いお尻引き筋膜リリース(70p)」がよく似ています。
他にも、いくつかヨガと共通している筋膜リリース法がありました。
左右の骨盤の高さが違うのはなぜ?
右の骨盤が左より高い人は、右足に体重をかけるクセがあるのだそうです。右の骨盤が高いと、右のひざがO脚になりやすく、右足首が捻挫しやすいのです。
そして、左のひざはX脚になりやすく、ひざの内側に痛みが出たり、扁平足、外反母趾になりやすいのです。
腰痛は、右のほうに出ます。
これは、右側の筋と筋膜が固くなり、短くなっているから。
わたしは、完全に右足に体重をかけるクセがある人でした。
右の骨盤が左より高く、右足首の捻挫は数度、経験済みです。
筋膜リリースとヨガ、頑張らないと!と気持ちを新たにしました。
あらゆることに悪影響する猫背
この本のなかで、猫背がどれだけ悪影響を与えるのかが紹介されています。猫背を防ぐには、理想的な高さの椅子や机を使用したほうがよいと書かれていて、その高さの出し方も紹介されています。
理想的な椅子の高さ=身長×0.25ー(0~2)
理想的な机の高さ=身長×0.25ー(0~2)+身長×0.183ー(0~2)
理想的な流し台の高さ=身長÷2+5~10
単位はセンチメートルです。
猫背はバストが下がる原因でもあるので、直したいですね。
筋膜リリースは、日常生活で溜まっているコリやゆがみの解消のためのものです。
筋力の力も、筋膜リリースをする前と後では違うようなので、スポーツをされている方は必読だと思います。
<関連の投稿>
【松生 恒夫】「寿命の9割は腸で決まる」
【山元 正博】「麹のちから!」
【松村 卓】「ゆるめる力 骨ストレッチ」
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