日本経済新聞社編 「早期内定のトリセツ 就活探偵団が突撃取材」読了。
90分もあれば読める、就活についての調査レポートです。
早期内定のトリセツ 就活探偵団が突撃取材 | ||||
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大人の都合でコロコロ変わる就職活動。
そんな就活の2016年卒から2017年卒の活動について、学生はもちろんのこと、採用する企業からも取材してまとめられたもので、就活の真実がわかります。
たとえば、目次にはこんな言葉がならんでいます。
人材ビジネスの餌食になっていないか
企業が熱望する学生を徹底分析
会社説明会「満席」に抜け道あり
一次面接を突破するための意外なポイント
どうする・・・?「就活金欠」対処法
などなど。
大学で、就活中の学生たちからよく聞く話題が満載で、取材に基づいた対処法まで網羅されています。
結論を書いてしまえば、就活マニュアルやテクニックを駆使しても採用担当者には見抜かれるし、普段からの生活態度が悪ければ、面接がどんなに良くても採用されないという事実。
就活だからと取り繕っても、説明会や面接では、人間としての本質を問われていること。
そして、メンタルの強さ、グループワークでのコミュニケーション能力など、様々な面から学生は見られているということ。
ポテンシャルの高い人物を採用したい企業に対して、どのような言動なら気持ちよく採用してもらえるのか、が本書を読むとわかります。
就活を控えた3年生には必読の書。
もしかすると転職のときにも参考になるかもしれません。
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